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木原龍一の筋肉はなぜ発達?体重増加と筋トレの変遷、2026年の現在を徹底解剖

水沢 葵 水沢 葵 • 更新: • 公開: • 読了約 20 分
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2026年、ミラノ・コルティナ冬季オリンピックで日本ペア史上初の金メダルを獲得した木原龍一。三浦璃来との「りくりゅう」ペアを長年支えてきたのが、シングル時代とは見違えるほど発達した筋肉と、リフトを安定させる強靱な身体能力だ。実は木原は、シングル時代には体重約61kgだったが、ペア転向後にはシーズンオフで約80kgまで増量したことを本人が明かしている。

注目したいのは、単に筋肉を大きくしたわけではない点だ。ベンチプレスを中心とした筋力強化から、ツイストやリフトを想定した瞬発系トレーニングへと移行。広背筋や胴体、下半身を含めた全身の筋力を磨いてきた。2026年4月の現役引退後も、プロスケーターとしてアイスショーに向けた身体づくりを継続している。

【驚きの肉体改造】木原龍一の筋肉はペア転向後にどう変化した?

木原龍一筋肉

木原龍一の筋肉を理解するうえで、最初に押さえておきたいのが、男子シングルからペア競技への転向だ。

木原は1992年8月22日生まれ、愛知県出身。4歳からフィギュアスケートを始め、2013年に男子シングルからペアへ転向した。

シングル時代の体重は約61kg。身長は約175cmで、当時は現在のような上半身の厚みや筋肉量があったわけではない。

ところが、ペア競技では男性選手に求められる身体能力が大きく異なる。

女性パートナーを頭上に持ち上げるリフト、空中に投げ上げて回転させるツイストリフト、着地を受け止める動作など、シングル競技にはない大きな負荷がかかるからだ。

61kgから80kgへ。本人が明かした増量の実態

2022年10月放送のテレビ朝日系「徹子の部屋」で、木原はシングル時代とペア転向後の体重について説明している。

当時、本人はシングル時代には約60kgだった体重が、ペア転向後には80kg近くになったと明かした。

加えて、2026年2月25日の日本記者クラブでの会見では、より具体的な数字を語っている。

木原によると、ペアを始めた当初は60kg台前半。シーズンオフには約80kg、シーズン途中には約75kgになるという。

つまり、約20kg近い増量は一時的な体重変化ではなく、競技に適応するために積み重ねてきた肉体改造の結果だった。

2026年時点の体重を整理すると?
時期 体重 状況
シングル時代 約61kg ペア転向前
ペア転向後 60kg台前半から増量 筋力強化を開始
2022年 約80kg 本人がテレビ番組で説明
2026年シーズン中 約75〜77kg 本人の会見・報道による数値
2026年シーズンオフ 約80kg 本人が日本記者クラブで説明

ここで注意したいのは、80kgが年間を通じた固定体重ではないことだ。

競技シーズン中とオフシーズンでは体重が異なる。2026年2月の会見で本人が説明した約75kgと約80kgは、測定時期の違いによるものだ。

また、増加した体重のすべてが筋肉というわけではない。筋肉量の増加に加え、競技に必要なエネルギーを確保するための食事管理も関係している。

増量を支えた食事と栄養管理

木原の肉体改造は、筋トレだけで実現したものではない。

2023年のNumber Webの取材では、増量期の食事について鶏むね肉を中心にタンパク質を摂取していたことが紹介された。

食事量を増やすこと自体にも苦労があったという。慣れない食事量に身体が対応できず、消化不良に悩まされたことも報じられている。

さらに2024年、エームサービスの管理栄養士によるインタビューでは、食生活の変化について本人が説明した。

以前は自己判断で炭水化物を減らしていたが、栄養サポートを受けるようになってから、運動強度に応じて炭水化物を摂取するようになった。

本人は、食事を変えてから演技中のエネルギー切れが少なくなった感覚があると話している。

ペア競技では筋力だけでなく、瞬発力と持久力も必要だ。食事を含めた総合的な身体づくりが、木原の肉体改造を支えていた。

【筋肉の秘密】広背筋と胴体・下半身がリフトを支える理由

木原龍一の筋肉で特に注目されたのが広背筋だ。

2026年3月20日放送のテレビ朝日系「徹子の部屋」特別編では、木原の筋肉をチェックする場面が登場した。

木原自身が広背筋に自信を示し、三浦璃来や黒柳徹子が実際に触れて、その発達ぶりに驚く展開となった。

木原は、Tシャツを着ていると筋肉が目立ちにくいことにも触れ、自ら「隠れマッチョ」と表現している。

広背筋はなぜ重要なのか

広背筋は背中の大きな筋肉で、腕を身体の方向へ引き寄せる動作や、肩関節の動きに関係する。

ペア競技では、パートナーを持ち上げるときに腕だけでなく、背中や肩甲骨周辺の筋肉を協調させる必要がある。

木原の広背筋が注目されるのは、単に見た目が大きいからではない。パートナーを支える動作に関係する筋肉が発達している点に意味がある。

ただし、リフトを広背筋だけで実現できるわけではない。

本当にすごいのは胴体と脚の安定感

2026年2月25日には、木原の元パートナーである高橋成美がテレビ番組で肉体の変化を解説した。

高橋は、7年前と比べて胴体や脚の筋肉が大きく発達したことに注目。特に胴体ががっしりしたことで、リフト中に身体の軸がぶれにくくなり、女性側も思い切って跳べるようになると説明している。

これは非常に重要な指摘だ。

リフトでは、単純に腕の力で女性を持ち上げればよいわけではない。

- 下半身で氷上の姿勢を安定させる。
- 体幹を使って身体の軸を維持する。
- 背中や肩周辺の筋肉で上半身を安定させる。
- パートナーの動きに合わせて力を発揮する。

こうした全身の連動が求められる。

高橋の解説は、木原の筋肉の本質が腕の太さだけではなく、胴体や下半身を含めた身体全体の強さにあることを示している。

「隠れマッチョ」と呼ばれる理由

木原の筋肉が一般の視聴者に驚かれる理由には、衣装や普段の服装も関係している。

フィギュアスケートでは、演技中の衣装によって身体のラインが強調される一方、普段のジャケットやTシャツでは筋肉の厚みが分かりにくいことがある。

実際に2026年3月の「徹子の部屋」特別編では、普段の印象と実際の筋肉の違いが話題になった。

木原は、競技に必要な身体を長年つくり上げてきたアスリートだ。いわゆるボディービルダーのような筋肉の見せ方とは異なり、演技で機能する筋肉が発達している。

【筋トレメニューを本人が告白】ベンチプレスから瞬発系へ進化した理由

木原龍一のトレーニングについて、最も具体的な情報が明らかになったのが2026年2月25日の日本記者クラブでの記者会見だ。

本人はペア転向から約13年間のトレーニングを振り返り、筋力強化の方法が変化してきたことを説明した。

特に興味深いのは、最初から現在のような瞬発力重視のトレーニングをしていたわけではないという点だ。

初期はベンチプレスで基礎的な筋力を強化

木原はペア転向当初、人を持ち上げるための筋肉がほとんどなかったと振り返っている。

本人の説明によると、当時はベンチプレスでバーに15kgを付けた状態でも、ようやく上げられる程度だったという。

その後、ウエイトトレーニングを取り入れ、持ち上げるための筋力を強化していった。

本人は、重量を扱うトレーニングを重点的に行っていた時期もあったと説明している。

しかし、経験を積むにつれて考え方が変わっていく。

「筋肉を大きくすればいいわけじゃない」

この発言が、木原のトレーニングの変化を端的に表している。

重い重量を持ち上げられることと、氷上でパートナーを安全かつ素早く持ち上げられることは、必ずしも同じではない。

現在の中心は瞬発系トレーニング

木原は、現在は重量を増やすことよりも瞬発力を高めるトレーニングを重視していると説明した。

会見では、具体的な方法についても触れている。

- トレーニング用のシャフトに負荷を付けて上下に動かす。
- ゆっくり持ち上げるだけではなく、素早い力の発揮を意識する。
- ツイストやリフトを想定した動きを取り入れる。
- 全身を使い、ペア競技の動作に近いトレーニングを行う。

特に重要なのが、競技の動きを想定したトレーニングだ。

筋肉を単独で鍛えるだけではなく、実際の演技で必要になる身体の使い方を身につけることに重点を置いている。

本人は、以前は知識が十分でなく、とにかく重い重量を上げればよいと考えていたことも振り返っている。

その後、怪我や競技経験、トレーナーからの助言を通じて、トレーニングの方向性を変えていった。

木原龍一の筋トレの変遷
項目 ペア転向初期 経験を積んだ時期 近年の方向性
目的 基礎筋力の獲得 持ち上げる力の強化 演技に必要な身体能力
主な考え方 筋力不足を補う 重量を扱えるようにする 瞬発力と全身の連動
トレーニング ベンチプレスなど ウエイトトレーニング ペアの動きを想定した運動
重視する能力 基礎的な筋力 最大筋力 素早い力の発揮と安定性

ここから分かるのは、木原の筋トレが単純な増量目的から競技特化型へと進化してきたことだ。

一般的な筋トレと木原のトレーニングは何が違う?

一般的な筋トレでは、筋肉を大きくすることや最大筋力を高めることが目標になる場合がある。

一方、ペアスケートでは、力を発揮するタイミングや身体の安定性が重要になる。

例えば、リフトで必要なのは、パートナーを持ち上げる力だけではない。

持ち上げる瞬間のスピード、空中での安定、着地までのコントロールが必要だ。

そのため、木原のような選手にとっては、筋肉の大きさだけを追求するトレーニングでは不十分になる。

本人が瞬発系トレーニングへ重点を移したのは、長年の競技経験から得た実践的な判断だった。

なお、本人が公開したのはトレーニングの考え方や一部の方法であり、毎日の種目別メニュー、セット数、回数などが一式公開されているわけではない。

【りくりゅうとの関係も重要】木原龍一の肉体改造を支えた人物と転換点

木原の筋肉は、本人の努力だけで語り尽くせるものではない。

ペア競技への転向、パートナーとの関係、指導者からの助言、栄養管理など、複数の要素が重なっている。

ここでは、木原の肉体改造とキャリアに関わった人物や出来事を整理する。

人物・組織 木原との関係 筋肉・競技との関係
三浦璃来 2019年にペア結成 リフトやツイストなどをともに磨いたパートナー
高橋成美 以前のペアパートナー 木原の身体の変化を元ペア選手として解説
ブルーノ・マルコット コーチ リフト技術などの習得を支えた指導者
トレーナー 身体づくりの指導者 トレーニング方法の見直しに助言
エームサービスの管理栄養士 栄養サポート 炭水化物や食事管理を改善

三浦璃来との出会いが身体づくりの転機に

木原は2013年にペアへ転向し、高橋成美と組んでソチ2014冬季オリンピックに出場した。

その後、平昌2018冬季オリンピックなどを経験。2019年には三浦璃来と新たなペアを結成した。

三浦とのペア結成は、木原の競技人生における大きな転換点だった。

2人は2019年8月にペアを結成し、カナダを拠点に技術を磨いていった。

木原は2026年の日本記者クラブでの会見でも、ペアを組んだ当初からの変化や、長年積み重ねてきたトレーニングについて振り返っている。

三浦を持ち上げる技術を磨くことは、木原自身の筋力強化にも直結した。

2026年までの主なキャリアと身体づくりの転換点
年 主な出来事 肉体・競技面での意味
2013年 男子シングルからペアへ転向 増量と筋力強化を開始
2014年 ソチ五輪に出場 ペア競技の経験を積む
2018年 平昌五輪に出場 国際大会での経験を蓄積
2019年 三浦璃来とペア結成 新たなリフト技術や身体の使い方を追求
2022年 北京五輪でペア7位、団体銀 世界のトップ選手として成長
2023年 世界選手権優勝 ペアとして年間グランドスラム達成
2025年 世界選手権優勝 世界トップレベルの実績を重ねる
2026年2月 ミラノ・コルティナ五輪でペア金、団体銀 日本ペア史上初の五輪金メダル
2026年4月 現役引退を発表 プロ活動と後進育成へ
2026年9月 アイスショーに向けたトレーニングを公開 引退後も身体づくりを継続

この年表から分かるのは、木原の身体づくりが一時的な筋力強化ではなかったことだ。

ペア転向から約13年間、競技環境やパートナーとの演技に合わせて、身体の使い方を変化させてきた。

2026年の金メダルは、その長い積み重ねの到達点だった。

【2026年現在】引退後も筋肉トレーニングを続ける木原龍一

2026年10月現在

木原龍一と三浦璃来は、2026年4月17日に今シーズン限りでの現役引退を発表した。

2月のミラノ・コルティナ五輪で、日本ペア史上初の金メダルを獲得した直後の決断だった。

4月28日の引退会見では、今後はプロとして活動し、アイスショーや後進の育成にも取り組んでいく意向を示した。

JOCの公式情報でも、2人はプロスケーターとしての活動や次世代の育成に意欲を示している。

引退したら筋トレもやめる?本人の回答はNO

興味深いのは、競技生活を終えても木原がトレーニングを続けていることだ。

2026年4月28日の引退会見で、木原は今後プロとして活動する以上、安全にペアの技を披露するためにトレーニングを継続する必要があると説明した。

三浦もアイスショーのためには身体づくりを続けると話している。

つまり、競技引退は筋肉づくりの終了を意味しない。

むしろ、今後は競技会で結果を出すためのトレーニングから、アイスショーで高い技術を安全に披露するためのトレーニングへと目的が変化している。

9月30日には筋トレ風景も公開

2026年9月30日には、りくりゅうの公式YouTubeチャンネルで、アイスショーに向けた準備の様子が紹介された。

公開された動画には、リンクでの練習やリフト練習、筋力トレーニングの様子も含まれていた。

オリコンニュースによると、三浦が演出・編集を担当し、木原の歌声が入ったトレーニング動画も話題になった。

また、同時期の報道では、アイスショーに向けて約2か月ぶりにリフト練習を行う様子も伝えられている。

引退後の筋肉づくりは競技時代と何が違う?
比較項目 現役競技時代 引退後のプロ活動
主な目的 大会で勝つこと ショーで高い演技を披露すること
筋力強化 競技動作に必要な筋力 ペア技を安全に行う身体づくり
瞬発力 得点につながる技術の実現 リフトなどの技の安定
体調管理 試合日程に合わせた調整 公演日程に合わせた調整
トレーニング 競技中心 プロ活動中心

木原は引退後のインタビューでも、身体的にはまだトレーニングを続けられる状態だと話している。

ロードバイクに乗ることや筋トレも続けていると明かしており、競技生活を終えたからといって運動習慣が途切れたわけではない。

今後は、競技選手として培った筋力や経験を、アイスショーや指導の場でどのように生かしていくのかが注目される。

【よくある質問】木原龍一の筋肉に関する疑問(FAQ)

Q1:木原龍一の体重は80kgあるの?

シーズンオフには約80kgになると本人が2026年2月の会見で説明している。シーズン中は約75kgになるとのことで、常に80kgというわけではない。

Q2:木原龍一はシングル時代には何kgだった?

シングル時代は約61kgだった。ペア転向後、リフトなどに必要な筋力を身につけるために増量した。

Q3:木原龍一の筋肉で特に発達している部位は?

本人が自信を示しているのは広背筋。元パートナーの高橋成美は、胴体や脚の筋肉も大きく発達したと解説している。

Q4:木原龍一の筋トレメニューはベンチプレスが中心?

ペア転向当初はベンチプレスなどで基礎筋力を強化していた。その後は、ツイストやリフトを想定した瞬発系トレーニングを重視するようになった。

Q5:木原龍一は隠れマッチョなの?

本人も2026年3月の「徹子の部屋」特別編で「隠れマッチョ」と表現している。広背筋の発達ぶりを黒柳徹子が実際に触れて驚いた場面も話題になった。

Q6:木原龍一は2026年の引退後も筋トレをしている?

続けている。2026年4月の引退会見で、プロとして安全にペアの技を行うためにトレーニングを継続すると説明。9月にもアイスショーに向けた筋トレ風景が公開された。

Q7:木原龍一は今後もプロスケーターとして活動する?

2026年4月の引退会見で、今後はプロとして活動する意向を示している。アイスショーへの出演や、将来的な後進の育成にも期待が集まっている。

木原龍一の筋肉が発達した最大の理由は、男子シングルからペア競技へ転向し、女性パートナーを支えるための身体づくりを長年続けてきたことにある。

シングル時代の約61kgから、シーズンオフには約80kgへ。約20kg近い体重増加の裏側には、食事管理、ウエイトトレーニング、競技動作を想定した瞬発系トレーニングがあった。

特に注目したいのは、筋肉を大きくすることだけを目標にしなくなった点だ。

ベンチプレスで基礎筋力を身につけた初期から、現在はリフトやツイストに必要な瞬発力と全身の連動を重視するようになった。広背筋だけでなく、胴体や脚まで発達した身体は、三浦璃来との演技を支える重要な要素だった。

2026年のミラノ・コルティナ五輪での金メダルは、そうした努力が結実した瞬間でもある。

そして、現役引退後も木原の身体づくりは続いている。

【プロの結論】

木原龍一の筋肉から学べる最大の要点は、筋肉の大きさと競技能力は必ずしも比例しないということだ。

重要なのは、目的に合った筋力を身につけ、必要な瞬間に正しく発揮できる身体をつくること。木原が重量重視から瞬発力重視へとトレーニングを変化させた歩みは、その好例といえる。

金メダリストとしての競技生活には区切りをつけたが、プロスケーターとしての新しい挑戦は始まったばかりだ。今後のアイスショーでも、13年間かけて築き上げた筋力と技術が、観客を魅了する大きな武器になりそうだ。

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水沢 葵
コンテンツディレクター 水沢 葵
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制度と手続きの記事を7年。窓口の様式と手数料は公式サイトの最新版を確認し、期限は日付で示します。

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