ホーム スポーツ 吉永一貴の現在は?27歳のプロフィールと五輪3大会の戦績、2026/27出場予定を徹底解説

吉永一貴の現在は?27歳のプロフィールと五輪3大会の戦績、2026/27出場予定を徹底解説

新井 朋也 新井 朋也 • 更新: • 公開: • 読了約 19 分
目次

2026年10月現在、ショートトラック日本代表として3大会連続で冬季オリンピックに出場した吉永一貴(よしなが・かずき)。1999年生まれの27歳で、平昌2018、北京2022、ミラノ・コルティナ2026と、長年にわたって日本の男子ショートトラックを支えてきた選手だ。中京大学を卒業し、現在はトヨタ自動車に所属している。得意種目は1500mで、2026年の全日本距離別選手権でも同種目を制した。

ミラノ・コルティナ2026では男子5000mリレーで7位入賞を果たし、2026/27シーズンのショートトラックワールドツアーも第1戦から第5戦までの派遣選手に選ばれている。10代で頭角を現した天才肌の選手は、3度の五輪を経てどのような競技者へ成長したのか。プロフィール、経歴、五輪成績、現在の活動を時系列で整理する。

【吉永一貴とは?】プロフィール・年齢・身長・出身地を紹介

吉永一貴

吉永一貴は、日本を代表する男子ショートトラックスピードスケート選手の一人だ。幼少期から競技に取り組み、高校生の段階で国内トップクラスの実力を発揮。10代で初めてオリンピックに出場し、その後も北京、ミラノと3大会連続で日本代表入りを果たした。

基本プロフィール
項目 内容
名前 吉永一貴(よしなが・かずき)
生年月日 1999年7月31日
年齢 27歳(2026年10月31日時点)
出身地 愛知県
出身市 愛知県尾張旭市
身長 174cm
最終学歴 中京大学
所属 トヨタ自動車
競技 ショートトラックスピードスケート
得意種目 1500m
主な五輪出場 平昌2018・北京2022・ミラノ・コルティナ2026

プロフィールの生年月日については、JOCの選手紹介、フジテレビの選手紹介、中日新聞掲載記事では1999年7月31日と記載されている。一方、トヨタ自動車の選手紹介ページには7月30日という異なる表記がある。複数の資料で一致する7月31日を基準にすると、2026年10月31日現在の年齢は27歳となる。

身長は174cm。中日新聞掲載記事でも同じ数値が紹介されている。

出身地は愛知県で、より詳しい出身市については中日新聞が尾張旭市と報じている。愛知県を拠点とするスケート競技との縁が深い選手だ。

中京大学からトヨタ自動車へ

吉永は名古屋経済大学市邨高校で競技力を磨き、2018年4月に中京大学へ進学した。

中京大学は、フィギュアスケートをはじめとするウインタースポーツの競技者とも縁が深い大学として知られる。吉永にとっても、国内外の大会に挑戦しながら競技者として成長する重要な時期だった。

その後はトヨタ自動車に所属。企業のスケート部を競技活動の拠点として、国内選手権や国際大会に出場している。

現在の所属先はトヨタ自動車株式会社であり、JOCの2026年ミラノ・コルティナ大会選手プロフィールにも同社の名前が掲載されている。

【経歴・戦績】16歳の全日本制覇から3大会連続五輪出場まで

吉永の競技人生を語るうえで欠かせないのが、10代での急成長だ。

2016年には16歳で全日本選手権総合優勝を達成。さらにユースオリンピックでメダルを獲得し、翌2017年には世界ジュニア選手権の総合3位に入った。

若くして国際舞台を経験したことが、その後のシニアカテゴリーでの活躍につながっていく。

主な経歴と競技人生の転換点
年・時期 出来事・大会 主な実績
小学2年 ショートトラックを始める 競技との出会い
2016年1月 全日本選手権 16歳で史上最年少の総合優勝
2016年2月 リレハンメル冬季ユース五輪 男子500m銀、混合リレー銅
2017年1月 世界ジュニア選手権 総合3位
2017年2月 札幌冬季アジア大会 男子5000mリレー銅
2018年2月 平昌冬季五輪 初出場、男子5000mリレー7位
2018年11月 W杯カルガリー大会 男子1500m優勝
2022年2月 北京冬季五輪 男子5000mリレー8位
2026年2月 ミラノ・コルティナ冬季五輪 男子5000mリレー7位
2026年10月 第37回全日本距離別選手権 男子1500m優勝
16歳で全日本選手権の頂点へ

吉永が全国的に注目されるきっかけとなったのは、2016年1月の全日本選手権だ。

当時16歳だった吉永は、シニア選手も参加する大会で総合優勝。史上最年少での快挙となった。

同年2月にはノルウェーのリレハンメルで開催された冬季ユースオリンピックに出場し、男子500mで銀メダル、NOC混合リレーで銅メダルを獲得した。

2017年には世界ジュニア選手権で総合3位。札幌冬季アジア大会でも男子5000mリレーの銅メダルを獲得している。

国内の若手有望株から、国際大会で結果を残す選手へと成長した時期だった。

2018年、ワールドカップ男子1500mで初優勝

2018年11月、吉永はワールドカップ第1戦のカルガリー大会で男子1500mを制した。

中日新聞掲載の共同通信記事によると、この優勝は日本勢にとって7シーズンぶりのワールドカップ優勝だった。男子の個人種目に限れば、2001年12月以来17シーズンぶりの優勝という歴史的な結果でもあった。

この大会では、レース後半にイン側から順位を上げ、残り3周を切った局面で先頭に立つ展開を見せた。

単純なスピードだけでなく、相手との距離やレースの流れを読み、勝負どころで仕掛ける技術が発揮されたレースだった。

16歳での全日本制覇から、世界の舞台での個人種目優勝へ。吉永の競技人生における大きな転換点となった。

【得意種目は1500m】吉永一貴の滑りの特徴と強さ

吉永の得意種目は男子1500mだ。

トヨタ自動車の公式選手紹介でも1500mを得意種目として挙げており、500mや1000mにも対応できるオールラウンダーとして紹介されている。

1500mで生きる持久力とレース展開を読む力

ショートトラックは、複数の選手が同時にリンクを周回し、着順を競う競技だ。

タイムだけで順位が決まるわけではなく、スタート位置、集団内での位置取り、コーナーでの進路、仕掛けるタイミングなどが勝敗を左右する。

特に1500mは、序盤から終盤までのレース運びが重要になる。体力を維持しながら集団の動きを観察し、勝負どころで一気に順位を上げる判断が求められる。

JOCの2017年インタビューでは、吉永自身が次のように語っている。

最初から展開やスピードの速いレースになればなるほど、いい結果を残せるという自負があります。また、スピードをキープできる持久力もあると思っています。

この発言からも、吉永が持ち味として認識しているのは、速い展開への対応力とスピードを維持する持久力だとわかる。

また、トヨタ自動車のプロフィールでは、レースで得意なプレーとして高速スピードでのインサイドパスを挙げている。

相手の内側を狙う技術と、スピードを落とさずに位置を上げる能力は、1500mで勝負するうえで重要な要素だ。

2022年以降も国内外で表彰台

吉永の戦績は、五輪だけではない。

トヨタ自動車の公式記録によると、2022年には以下の実績を残している。

- 全日本選手権男子1000m:優勝
- 全日本距離別選手権男子1500m:3位
- ワールドカップ第5戦男子500m:銅メダル
- ワールドカップ第5戦男子5000mリレー:銀メダル
- ワールドカップ第3・4・6戦男子5000mリレー:銅メダル

2023-24シーズンの全日本ショートトラック距離別選手権でも、男子1500mで優勝している。

加えて、2026年10月の第37回全日本ショートトラックスピードスケート距離別選手権では、男子1500mで1位、1000mで3位、500mで9位という結果を残した。

国内大会で1500mの優勝を再び手にしたことは、ミラノ五輪後も競技力を維持していることを示す材料だ。

【五輪成績を徹底比較】平昌・北京・ミラノで吉永一貴は何位だった?

吉永は2018年の平昌大会から2026年のミラノ・コルティナ大会まで、3大会連続で冬季オリンピックに出場した。

18歳で初めて五輪の舞台に立ち、22歳で北京大会、26歳でミラノ大会に出場。年齢と経験を重ねながら、個人種目とリレーの両方で日本代表として戦ってきた。

平昌2018:18歳で初めてのオリンピック

平昌大会は、吉永にとって初めての冬季オリンピックだった。

当時18歳で、日本男子ショートトラックの若手代表として出場した。

男子1000mは準決勝敗退、1500mは失格。男子5000mリレーでは7位となった。

個人種目で上位進出を果たすことはできなかったものの、世界のトップ選手と同じ舞台で競い合った経験は、その後のキャリアにおいて大きな意味を持った。

北京2022:リレー8位入賞、個人種目でも経験を積む

北京大会では、男子1000mで17位、1500mで16位だった。

男子5000mリレーでは8位入賞。混合団体リレーは10位だった。

個人種目では決勝進出に届かなかった一方、リレーでは日本チームの一員として入賞を果たしている。

ミラノ・コルティナ2026:男子5000mリレーで7位

2026年2月のミラノ・コルティナ大会では、男子500m、1000m、1500mに加え、男子5000mリレーと混合団体リレーに出場した。

JOCが公表している最終成績は次のとおり。

- 男子500m:16位
- 男子1000m:13位
- 男子1500m:22位
- 男子5000mリレー:7位
- 混合団体リレー:12位

この大会で最も高い順位を記録したのは男子5000mリレーの7位だった。記録は6分52秒083で、入賞となっている。

個人種目ではメダル争いに届かなかったものの、団体種目では日本代表として入賞に貢献した。

3大会の五輪成績から見えること

3大会の結果を比較すると、吉永の五輪キャリアには個人種目とリレーの両方で挑戦を続けてきた特徴がある。

平昌では男子5000mリレー7位、北京では8位、ミラノでは再び7位と、団体種目で安定して上位を狙ってきた。

一方、1500mを得意種目としながら、五輪では個人種目の表彰台には届いていない。

国内大会やワールドカップで結果を残してきた実績と、五輪での順位には違いがある。五輪は世界のトップ選手が集まる大会であり、一度のレースで結果を出す難しさが表れている。

【2026年現在の活動】トヨタ自動車所属で2026/27ワールドツアーへ

2026年10月現在、吉永はトヨタ自動車所属の現役選手として活動している。

ミラノ・コルティナ五輪後も競技を続けており、2026年10月の全日本距離別選手権で男子1500mを制した。

加えて、日本スケート連盟が2026年10月21日付で発表した2026/27ショートトラックワールドツアーの派遣選手団にも名前が掲載されている。

2026/27ワールドツアーは全5戦に選出

日本スケート連盟の公式派遣選手団によると、吉永は第1戦から第5戦まで、すべての大会で男子の正選手に選ばれている。

大会の日程と開催地は以下のとおり。

大会 開催日 開催地 吉永の選出状況
第1戦 10月23日〜25日 カナダ・バンクーバー 正選手
第2戦 10月30日〜11月1日 カナダ・モントリオール 正選手
第3戦 11月20日〜22日 韓国・ソウル 正選手
第4戦 11月27日〜29日 中国・上海 正選手
第5戦 12月4日〜6日 中国・北京 正選手

2026年10月31日時点では、第2戦のモントリオール大会が開催期間中に当たる。

第1戦から第5戦まで全戦に選出されたことは、国内選考での評価と、国際大会に継続して派遣される競技者としての位置づけを示している。

2026年全日本距離別選手権の結果にも注目

2026/27シーズンの選考につながった国内大会で、吉永は男子1500mを優勝した。

男子1000mでも3位となり、複数距離で上位の成績を残している。

一方、男子500mは9位だった。

この結果からは、1500mを中心に競技力を発揮しながら、1000mにも対応する現在の競技スタイルがうかがえる。

ワールドツアーでは、個人種目での上位進出だけでなく、男子5000mリレーで日本チームにどのような貢献ができるかも注目点になる。

なお、派遣選手団への選出は大会への派遣予定を示すものであり、各大会での最終出走結果や順位とは区別する必要がある。

現在もトヨタ自動車の所属選手として競技を継続

トヨタ自動車のスケート部では、選手プロフィールや大会成績が公開されている。

吉永は同社のスケート部所属選手として、国内選手権、ワールドツアーなどに挑戦している。

2026年の全日本距離別選手権で1500mを優勝したことを踏まえると、五輪出場を終えて競技生活に一区切りをつけたわけではない。

むしろ、3大会の五輪経験を持つ選手として、次の国際大会でどのような結果を残すかが注目される段階にある。

【プロの結論】吉永一貴の本当の強みは1500mと国際経験にある

吉永一貴を評価するとき、オリンピックの順位だけを見てしまうと、選手としての実績を十分に理解できない。

注目すべき要点は3つある。

第一に、10代から積み重ねてきた国際経験だ。

16歳で全日本選手権を制し、ユース五輪でメダルを獲得。世界ジュニア選手権でも総合3位に入った。さらに18歳で平昌五輪に出場している。

早い段階から世界の強豪と競い合ってきた経験は、長期間にわたる競技活動の土台になっている。

第二に、1500mを中心とした競技力だ。

ワールドカップのカルガリー大会で優勝し、全日本距離別選手権でも複数回の優勝を経験している。

2026年10月の大会でも1500mを制しており、この種目が現在も大きな武器であることがわかる。

第三に、リレーでの経験とチームへの貢献だ。

五輪3大会で男子5000mリレーに出場し、平昌7位、北京8位、ミラノ7位という結果を残している。

ショートトラックのリレーでは、個人のスピードだけでなく、交代のタイミングやチーム内の連携も重要になる。長年にわたって代表チームに選ばれてきたことには、それだけの意味がある。

今後の評価で見るべきなのは、次の3点だ。

- 1500mで国内優勝に続く国際大会の上位進出を実現できるか
- 500mや1000mでも安定した成績を残せるか
- 5000mリレーで日本代表の入賞、さらに上位進出に貢献できるか

2026/27ワールドツアー全5戦への選出は、これらを確認するうえで重要な機会となる。

吉永は、若くして頭角を現した選手でありながら、3大会のオリンピックを経験したベテランとしての側面も持つ。国内1500mでの優勝を国際舞台の結果につなげられるかが、今後の競技人生を占うポイントになりそうだ。

【吉永一貴の現在】に関するよくある質問(FAQ)

Q1:吉永一貴の年齢は何歳ですか?

A1:1999年7月31日生まれで、2026年10月31日現在は27歳です。平昌2018、北京2022、ミラノ・コルティナ2026の3大会に出場しています。

Q2:吉永一貴の身長と出身地は?

A2:身長は174cmです。出身地は愛知県で、中日新聞掲載記事では愛知県尾張旭市出身と紹介されています。

Q3:吉永一貴の出身大学と現在の所属先は?

A3:名古屋経済大学市邨高校を経て中京大学に進学しました。現在の所属先はトヨタ自動車です。

Q4:吉永一貴の得意種目は何ですか?

A4:男子1500mです。2026年10月の第37回全日本ショートトラックスピードスケート距離別選手権でも1500mで優勝しています。

Q5:吉永一貴のオリンピックでの最高成績は?

A5:五輪での主な成績は、男子5000mリレーの7位です。平昌2018とミラノ・コルティナ2026で7位、北京2022では8位でした。

Q6:吉永一貴は2026/27ワールドツアーに出場しますか?

A6:日本スケート連盟が2026年10月21日に発表した派遣選手団で、第1戦から第5戦まで全戦の正選手に選ばれています。開催地はカナダ、韓国、中国です。

吉永一貴は、1999年7月31日生まれの27歳。愛知県尾張旭市出身で、中京大学を経てトヨタ自動車に所属するショートトラック選手だ。

16歳で全日本選手権総合優勝を果たし、ユース五輪や世界ジュニア選手権でも結果を残した。2018年の平昌大会から2026年のミラノ・コルティナ大会まで、3大会連続でオリンピックに出場している。

得意種目は1500m。2018年のワールドカップ優勝や2026年全日本距離別選手権での優勝など、個人種目でも確かな実績を持つ。

ミラノ五輪では男子5000mリレー7位入賞を果たし、2026/27シーズンはワールドツアー全5戦の派遣選手に選出された。

今後の注目要点は、得意の1500mで世界の強豪とどこまで渡り合えるか、そして男子5000mリレーで日本チームの順位をさらに押し上げられるかという点だ。

3度の五輪を経験してもなお現役で挑戦を続ける吉永一貴。2026/27シーズンの国際大会で見せる滑りに注目したい。

主な確認資料: 日本オリンピック委員会(JOC)、日本スケート連盟、トヨタ自動車スケート部、フジテレビ「フジスケ」、中日新聞掲載記事。

同じカテゴリの記事

新井 朋也
デジタルマーケター 新井 朋也
プロフィールを見る →

住宅設備と家電の取材歴10年。型番・定格・保証期間はメーカー公式の仕様表で確認し、実測との差は注記します。

おすすめの関連記事