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【歴代CMガール】ゼクシィを彩ってきた15人と出演者の変遷

水沢 葵 水沢 葵 • 更新: • 公開: • 読了約 9 分
目次

ゼクシィのCMが長年話題になる理由の一つが、歴代CMガールの存在だ。

2001年に始まったCMガール企画は、若手女優やモデルが注目を集めるきっかけにもなってきた。リクルート自身も、ゼクシィCMを「新人俳優の登竜門」と紹介している。

ゼクシィCMガール歴代一覧
代 年 CMガール
初代 2001年 加賀美セイラ
2代目 2004年 加藤ローサ
3代目 2005年 JOSI
4代目 2006年 倉科カナ
5代目 2007年 岩井堂聖子(旧芸名・高橋真唯)
6代目 2013年 松井愛莉
7代目 2014年 広瀬すず
8代目 2015年 新木優子
9代目 2016年 吉岡里帆
10代目 2017年 佐久間由衣
11代目 2018年 井桁弘恵
12代目 2019年 白石聖
13代目 2020年 堀田真由
14代目 2023年 茅島みずき
15代目 2025年 池端杏慈

※CMガールの歴代起用記録に基づく。2026年は15代目の池端杏慈さんが続投。堀田真由さんは3年連続、茅島みずきさんは2024年も出演している。

特に注目された歴代CMガール


広瀬すず(7代目)

2014年に起用。若い世代へのブランド認知を高めた歴代出演者の一人。


吉岡里帆(9代目)

2016年に起用。CMガールの歴史を語る際に欠かせない人気出演者。


佐久間由衣(10代目)

2017年の名コピーを使用したCMに出演。新郎役は清原翔さん。風船篇や噴水篇が制作された。


白石聖(12代目)

2019年に起用。「あなたと幸せになることを私は、私に誓います」という広告メッセージの時代を彩った。


茅島みずき(14代目)

2023年に起用。CMボーイは兵頭功海さん。創刊30周年を迎えた時期の出演者。


池端杏慈(15代目)

2025年に起用。2026年もCMガールを続投。CMボーイは西垣匠さん。

歴代出演者を振り返ると、ゼクシィCMには単にウェディングドレス姿を披露するだけではない役割がある。

若手俳優の魅力を引き出し、二人の関係を演じてもらうことで、視聴者に結婚を身近な出来事として感じてもらうのだ。

2026年の池端杏慈・西垣匠コンビに注目

池端杏慈さんは2007年生まれ。第25回ニコラモデルオーディションでグランプリを獲得し、2022年のTBS日曜劇場『オールドルーキー』でテレビドラマに初出演した。

西垣匠さんは1999年5月26日生まれ、石川県出身。2021年のドラマ『夢中さ、きみに。』で俳優デビューし、『ドラゴン桜』『みなと商事コインランドリー』『海に眠るダイヤモンド』などに出演している。

二人の組み合わせは、2025年の15代目CMガール・ボーイ就任から始まり、2026年も継続した。

リクルートの発表によると、2026年は池端さんが初めて和装に挑戦。西垣さんも衣装の変化に合わせた表情の違いを見どころとして挙げている。

【プロの結論】ゼクシィのキャッチコピーが長く支持される3つの理由

ゼクシィキャッチコピー

歴代の広告を比較すると、ゼクシィのキャッチコピーには一貫した特徴がある。

それは、結婚を一つの決まった形に押し込めず、時代に合わせて幸せの意味を更新してきたことだ。

1. 結婚を押し付けず、自分で選ぶ価値を伝える

2013年の「プロポーズされたらゼクシィ」は、結婚準備の入口を示した。

2017年のコピーは、結婚しない選択肢も認めながら、結婚したい相手に出会う喜びを表現した。

この変化は、単なる広告表現の変更ではない。結婚というテーマに対するブランドの向き合い方が変わったことを示している。

2. 二人の関係を主役にしている

2023年の「あなたが幸せなら、それでいい。」は、結婚の形式よりも本人たちの幸福を優先した。

2025年の「ありのままの、ふたりのままで。」は、二人が互いの個性を尊重して生きることに焦点を当てている。

どちらにも共通しているのは、結婚式やドレスそのものより、二人の関係を大切にしている点だ。

3. 抽象的なブランドメッセージと具体的なサービスを両立している

ゼクシィの広告には、二つの役割がある。

一つは、結婚や愛情について考えるきっかけをつくるブランド広告。

もう一つは、結婚式場探しや口コミ、結婚準備などを具体的に案内するサービス広告だ。

「あなたが幸せなら、それでいい。」は前者にあたり、「結婚決めたら、ゼクシィ クチコミ式場探し」は後者にあたる。

この二つを混同せずに見ると、歴代CMの変化がより理解しやすくなる。

どのコピーに共感できる?読者別の見方
読者の状況 共感しやすいコピー
プロポーズを受けて結婚準備を始める人 プロポーズされたらゼクシィ
結婚するか迷っている人 結婚しなくても幸せになれるこの時代に、私は、あなたと結婚したいのです。
パートナーと人生を歩む決意を大切にしたい人 あなたと幸せになることを私は、私に誓います
多様なパートナーシップを尊重したい人 あなたが幸せなら、それでいい。
自分たちらしい結婚生活を望む人 ありのままの、ふたりのままで。

広告コピーは、すべての人が同じように受け止める必要はない。

結婚を考えている人には背中を押す言葉として、結婚を考えていない人には生き方を尊重する言葉として、それぞれ違う意味を持つことがある。

ゼクシィの広告を評価する際は、単に感動するかどうかだけでなく、どのような人に、どのような選択肢を提示しているかを見ることが大切だ。

【よくある質問】ゼクシィのキャッチコピーに関するFAQ

Q1:ゼクシィの歴代キャッチコピーで最も有名なのは?

「プロポーズされたらゼクシィ」と、2017年の「結婚しなくても幸せになれるこの時代に、私は、あなたと結婚したいのです。」が代表的だ。前者は結婚準備の入口を示し、後者は自由な結婚観を表現した名コピーとして知られている。

Q2:2017年のゼクシィのキャッチコピーを作ったのは誰?

博報堂のコピーライター坂本美慧さん。2017年度のゼクシィ広告で注目を集め、2018年度TCC最高新人賞を受賞した。

Q3:2023年のゼクシィのキャッチコピーは?

「あなたが幸せなら、それでいい。」。創刊30周年を記念して刷新されたメッセージで、同性カップルや事実婚カップルを含む多様なパートナーシップを尊重する広告展開とも結び付いている。

Q4:2026年最新のゼクシィCMには誰が出演している?

池端杏慈さんと西垣匠さん。2026年3月25日から放送された新CMでも二人が続投し、池端さんは初めての和装姿を披露した。

Q5:「ありのままの、ふたりのままで。」は何年のコピー?

2025年3月に公開されたゼクシィCMのメインメッセージ。2026年10月時点でも公式CM特設ページに掲載されている。

ゼクシィの歴代キャッチコピーを振り返ると、結婚に対する社会の価値観が変わるたびに、広告のメッセージも変化してきたことが分かる。

- 2013年:「プロポーズされたらゼクシィ」で結婚準備の入口を提示。
- 2017年:「結婚しなくても幸せになれるこの時代に、私は、あなたと結婚したいのです。」で自分の意思による結婚を表現。
- 2018年・2019年:二人で生きる未来や、自分自身に誓う幸せを表現。
- 2023年:「あなたが幸せなら、それでいい。」で多様なパートナーシップを尊重。
- 2025年:「ありのままの、ふたりのままで。」で自然体の二人を応援。
- 2026年:池端杏慈さんと西垣匠さんが続投し、結婚の魅力や二人らしい未来を伝える。

特に2017年の坂本美慧さんによるコピーは、結婚を絶対的な幸せの条件とせず、それでも誰かと結婚したいと思える気持ちを言葉にした点で、広告史に残る作品となった。

そして、2023年の多様性を尊重するメッセージを経て、現在の「ありのままの、ふたりのままで。」へとつながっている。

ゼクシィが伝え続けているのは、結婚することそのものよりも、二人が自分たちらしい幸せを選び、育てていくことなのかもしれない。

2026年以降も、結婚の形や価値観が変わる中で、ゼクシィがどのような言葉を発信していくのか注目したい。

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コンテンツディレクター 水沢 葵
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